「三浦大知 Special Live in 出雲大社」

2014年10月11日の出雲大社は、
日中晴天で、秋の装いを早まったかなと思わせるような陽気。

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ご一緒したファン友さん方と、手水舎で手と口を清め、順に参拝していく。
全部はできなかったけれど、
神々が集まる聖域に、立ち入るご挨拶をして。


今回出雲大社において、三浦大知奉納LIVEが行われることになり、各地から多くの
大知ファンが集結する。
本当に遠路から。。。

かくいう私も、半日かけてやっと到着。それだけ遠かった。

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東神苑特設ステージ。
芝生の上に、パイプいすが整然と並べられ、一つ一つの足に段ボールを当てて、
芝を傷つけない配慮が施される。

開場される前に、その周辺でまったりとした時間を過ごしていた私たちは、
三浦大知くんのこれまでの事、新しいLIVE映像の事などを口々にしながら、
あのパイプいすの数の多さに、改めて目を細めていました。

開場アナウンスが流れ、それぞれに席に着く。
途中、のど飴が配布され、なにやらそれすらプレミア感。
(そわそわ、ニヤニヤ)

今回は、ステージに向かって右手前方かな?

夕刻ともなると、少し肌寒く感じるくらいの風が、まわりの木々をゆらし、
それでも、昼の名残の太陽が、西のそらを色づかせている。「三浦大知 Special Live in 出雲大社」_e0100589_2033958.jpg

数羽の鳥が群れて飛ぶ姿や風の匂い、擦れる葉の音。

。。。三浦大知くんのLIVEが奉納される。。。

神様からいただいた喉と、そこから生まれる声。

命が、神様からいただいたものだとするならば、同じくあたえられた喉が声が
どのように響くのか。ステージが、神様のおられる本殿に向いているから、
はたして、大知くんはどんな奉納LIVEを納めるのだろう。
そんな期待感を膨らませつつ迎える 開演。



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ステージがライトアップされ、DMバンドの面々がステージにスタンバイ。
そのあと登場してきた大知くんに、会場からの拍手が高まる。

どの曲の後先に、どんなメッセージを送ってくれたのか、順番すら覚えていないけれど、

《もうこんな機会は二度とない。縁結びのこの地で、皆さんと三浦大知とのご縁が結べたら嬉しい》

このメッセージが、この会場にあつまったファンにどれだけの喜びを与えたでしょう。
ストレート且つ、無駄のない純粋なメッセージとして、心に沁みたのではないでしょうか。

♪ Listen To My Heartbeat

奉納LIVEだな~と感じつつも、まだこの時はListenの曲性にうっとりする状態で。。。
やはり、荘厳な場所ならではのオープニングかなと、ボーっと聴いていました。

ただし、Lisenが出雲との相乗効果で、多くの人の心をつかんだことは間違いなかったですね。
(私もその一人)

ホールLIVEとは違う、大知君のVOICE。
反響しない場所で、マイクを通しているとはいえストレートに木々の間を突き抜ける。

いつもはステージの大知君の姿を追う自分も、思わず見上げる空に最高の時間をもらったと感動。


♪Can You See Our Flag Wavin’ In The Sky?

まさか、これが来るとは思いませんでした。Listenの後に。
けれど、三浦大知のLIVEだもんなと納得しつつも、ますます特別感に浸る。

大知君のファルセットが響く。横アリでこの曲で空を飛んだなあ。。。
そんなことを思い出しながら、壮大な曲として心にとどめる。

♪Right Now

そして、らいなう。
ダンサーさん、しょーたさん、PURIさん、AKIHIROさん、ターボさん。
私の席からは、ターボさん、AKIHIROさんのダンスがよく見えて。ターボさんは、
NOPPOさんに、背格好が似てますね。
そして、この日のAKIHIROさんが笑顔がステキで。

大知くんとダンサーさん!ガツッと決めてくれました。
何度も言いますが、このナンバーさえも、ものすごく特別に見えたのは私だけですかね?

♪Far away

そして、極め付け‼!
Far away。
この曲は、本当に空が似合う。DMツアーだったか、空の映像が流れたよね。
LIVEでも大知君の声を聴きながら空を見上げていました。

歌い始めたくらいに見上げた空に見つけた飛行機。夕日にキラキラ光りながら西南の方向に飛んでいく様子がFar awayのMVを見ているようでした。

まだ、空は明るい。

♪Drama
久々に聴けました。
このダンスも人気に定評ありますね。今回は静かなバージョンだったと記憶していますが。

この曲の時ではなかったけれど、あ~思い出した。
ブルーのLIGHTがステージ頭上にあったんですけど、ちょうど大知君の後頭部から背中に当たる位置にあって、
私の席からは、大知君の体の線に合わせてブルーに輝いて見えて

それが、後光が差したような、青いオーラのようにも見えて
とても幻想的だったんです。

ほんと、綺麗だった。(何かが、ある)と思わざるを得ないくらいの幻想。


少し間があって、シンセや、DJブース、ドラムの前に
キーボード、カホン、ギター、ベースが運び込まれ
半円を組むようにセット。
その中に大知くんが座る。

スタッフの方に
「僕、邪魔じゃないですか?え?あ、大丈夫ですか?よかった。」
会場のみんなに
「リハーサルの時に【大知さんもうちょっと寄ってくれます?】と言われてたんで  (笑)」

そんなことを言いながら

よく覚えてないんですけど、どこで、赤のジャケット脱ぎましたっけね?この時でしたでしょうか。
赤のベストに白シャツ、パンツは、黒に近いグレーで、同色の短パンとの重ね履きのような
、けど見ようによっては、スカートにスリットが入ったようにも見えて。

大知くんインスタ参照
「音楽ってとても面白いんですよ。今日はちょっと雰囲気を変えて、アコースティックバージョンでお届けしたいと思います。三浦大知の音楽を通して皆さんがいろんな音の発見を楽しんでもらえたらいいなと思います。よかったら座って聞いていただければ」(ニュアンス)
と切り出し始まる
♪Your Love feat.KREVA


いいですね~。アコースティック。
是非にもアンプラグドLIVEをやってほしい。
LIVE前に話していたんです。

『大知君のようなストレートな声は、どんなジャンルでも聞ける。どんな形でも様になる』

大知君の声は、電子音に混ざらない、自然の音の周波数の中でより生かされるんじゃないかって
つくづく感じて。

出雲だからよけい思ったのかもですが。

そして、この頃から少し気温が下がり始め、
持ってたストールを広げる。何人かのお友達の膝を共に温める。

♪ Gotta Be You


この曲も説得力のある歌ですよね。歌詞がいい。
アコースティックって、詞を引き立たせるから、好き。

『どうですか?楽しんでいただけましたでしょうか。次は、1曲カバー曲を歌いたいと思います。』

『…糸…』

!!!!!!!!!!!!絶句!!!!!!!!!!

COVER曲 ♪糸(by 中島みゆき)

どれぐらい息を止めていたでしょうか?
両手で思わず口を覆い、「うそっ!?」と、わが耳を疑う。

♪なぜめぐり合うのかを  私たちは何も知らない~


好きな曲だけに、個人的に思い入れ強くて。
最初は、その偶然に感動していたけれど。

縁(えにし)を信じるなら、この出雲の地でご縁結びを願うなら、

♪糸 は まるでこの日のためにカバーされたようなもの。

大知君の選曲は別としても、無言のメッセージはしっかり届いていました。
おそらくこの日のLIVEで、多くの人の涙を誘った曲じゃないでしょうか?

私は、こんなことを思ってました。

≪日々当たり前に過ごしてきた家族の事、大事にしなきゃな。優しい心と声に包んでくれている27歳の感性は、自分の夫や息子にもあって、その表現は違うけれど、その心をくみ取れる人になりたいな≫

なんて、恥ずかしげもなく書いたけど、縁を重んじる場所で♪糸 に手繰り寄せられ
改めて家族の事を想う。

大知くん、ありがとう。








「きょうは、せっかくアコースティックバージョンでやってるので、自分もなにか演奏したいなと。
その楽器は、これ!」
と、覆った布を取って見せてくれた(私の席からはそう見えたの)

「カホン!ていうんですけど、これを使ってセッションしたいと思います。歌いながら。」

数年前に、カホンを買いましたって言ってたから、ご自分のかはわからないけど。

太鼓打ちの私としては、この楽器もまたツボ。

昔、難波パークスのミニライブでほかのグループが演奏してるの見たことがある。すごくいい音なんですよ。
そして始まったセッション。曲は
♪GO FOR IT


なかなか、手元が見えないけど、音を聞くにかなりのスキル
ピッチも早かったけど、ほかのメンバーも嬉しそうにセッションしていて、

男の子っていいなって思った(←そっち?(笑))

「今日は奉納LIVEということで、本来でしたら”舞”も奉納するらしいのですが、三浦大知はダンスを奉納する。ここからは、いつもの三浦大知LIVEに戻りたいと思います」
こんなことを言っていたような。。。

♪ Blow You Away!
ここからは、いつもの大知君スタイル。
観客の上がる手がそろっていて綺麗。

♪Good Sign
もう止まりません、ガッツリナンバー。
ダンスを楽しむ

♪ Spellbound
当日券も発売され、初めて見た方もいるかも。もしかしたら、中には入れなかったけれど、
”誰?”と足をとどめて聞いてくれているかたもいるかもしれない。

ほんと、楽しい。

♪Anchor

木々が風にそよぎ、虫の音が聞こえたり、ざわざわと話しをしているような森の気配。
もしかしたら、神様に今日のLIVEが届いたかな?
なんて感じながら。

この曲の時には、
ライトがこちら向いていてそのすぐ横に大知君の立ち位置があるから、
ほとんど大知君の姿は見えず。
友達と、人差し指をかざして、ライトを消し、なんとか見えるシルエットを楽しんだ瞬間でした。


♪ all converge on “the one”
この曲の時に、ステージ後ろの木々にライトが当たったんですよ。
私、思わず”わ~っ”って、声が出ました。
木の幹がうねるように枝分かれしている大木で、それがなんとも壮大な絵画を見ているようで、

そして、大知君のヴォーカルがピークに達する。
あたりはすっかり夜。

ステージのライトで、空の星は見えないけど、ほんのり照らしだされた周りの木々が
LIVE全体を包み込んでくれる。

※アンコール
「こんな子守歌を贈りたいと思います」だったかな?
♪ Lullaby

アカペラ始まり。

ラストに、全員手をつないで「 ありがとうございました。」

そして、やはりステージそででも深々とお辞儀をして、大知君が去り
LIVEは終わりました。

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長々ありがとうございました。

また、おもいだしたら、追記なり、訂正なりしたいと思います。

記憶が新しいうちにまずは書き留めてみました。

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翌日の、ライヴ会場あと。
感動がよみがえる。
by swingbebe | 2014-10-13 00:13 | 三浦大知