生き抜く力。。。

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コレは去年の1月の写真。車窓からの夕陽です。

今年の1月の夕陽もほぼ同じような様子。

でも、10年後の夕陽は、同じなんだろうか。。。

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『僕らへの手紙』こんなドキュメント番組がありました。

仕事柄、健康とか、命とかとても身近な事ですが、そこに至るまでの経過を深く掘り下げて見据えながら、携わっていける・・・そういうところまで十分なケアは出来ていないのが現状です。

以前在宅ケアのマネジメントをしていた頃は、その方の今までの人生の経過がとても重要でした。それは、高齢になっても、家族と一緒に、または、出来るなら自宅で生活したいと願うからこその必須条件。

今は、在宅ではとてもケアできない高齢者の方の看護をさせてもらっているけれど、どうしてもその方一人一人のオリジナリティーを重視した看護と言うのは、ハード面でも、いろんな環境を考えてもし辛いところがあります。
けれど、実際、そうは言いながら、一人一人の個性をなるべく尊重して対応させてもらっている、それに近づこうと努力しているつもりでもあります。

自分の身に置き換えて考える。

近い将来、自分の家族や母や、親戚が病に伏したとき、何が出来るか?
近い将来、自分が自分の家族よりも、親よりも先に倒れてしまったら。

そんなことを考えさせられる内容のドキュメントでした。

出来る事なら、皆長生きして欲しい。健康でいて欲しい。
出来る事なら、自分はまわりに負担をかけたくない。
そう想います。

けれど、このドキュメントに登場する人たちは、病院スタッフを含め、『10年後の自分へ』手紙を書き、必ず生きる、必ず救うと自分に約束しています。

私が身近に命を感じるよりももっとリアルに、命の大切さを実感している彼らの生き抜く力に感動しています。

自ら、苦しみを抱えて、自らを絶つ事は、誰から見ても”命”を粗末にしているのかもしれないけれど、でも、私が今まで学んできた事は、その命を救う事、守る事。

心に大きな痛手を負っても、人の心はずっとそれをどこかで必死にケアしようとする防御反応がある。それは、なかったことの様に忘れようとしたり、逆に直視したり。
自分をいじめて、傷めて、それでも朝はやってくる。

ある日突然、その時は来るんだそうです。そして、助かった命は、それを忘れている事が多いとも。二度と再企図が無いように、周りのケアが必要なんです。

行動を愚かと言うよりも、まずは、心をケアする。

色んな状況はあるだろうけれど、社会人の一人として、”心”を大切にした生き方をしていきたい。誰しも一人では生きられなくて、誰かがいるからこそ自分がそこにいる実感がある。
嬉しい時に共に喜んでくれて、
悲しい時にそばにいてくれて、

私のいる場所がある実感・・・コレが大事。

みんなそれを必ず実感して生きて欲しい。

上手くいえないけれど、一人の人間として、皆平等の命。
”心”は大事にしたい。

色んなことを考えた番組でした。

先日見た、『バブルへGO!』の影響もあります。

環境汚染や、温暖化など、リアルに感じるようになった今、一人よりも二人、それよりも三人、出来るだけ多くの人が共感できる関わりをもって、暮らしていく事、接していく事が大事だと痛感します。

命も含めて、人と人とのつながりが今とても大事だと想っています。





・・・成人の日に決意表明みたいな日記になっちゃいましたが。。。私が今伝えたいことです。
by swingbebe | 2008-01-14 20:20 | 日記~今日思うこと~