2008年 07月 30日
心のビート
8月2日に行われる、他施設の夏祭りイベ。そこの職員さんとの練習も、今日が最後でした。
最初はどうなるのかと思われましたが、みなさん、何とか曲も覚えてくれてちゃんと叩けるまでになりました。
今日は、通しのリハーサルといったところでしょうか。
一ヶ月でコレだけ叩けるなんて、凄い。
この中から、太鼓仲間が一人でも出来ると嬉しいなと思いました。
私は、当日、締め太鼓と長胴太鼓を叩きます。
締め太鼓はおそらく、客席から見ると一番前の真ん中に位置するから、今日のリハでも、その位置で。そしてみんなの音を聞きながら、ピッチが変わらないように叩かないといけない。
けれど、一心不乱に叩いていると、とても気持ちのいい感覚に陥る事があります。
それは、ピタッっと音が一つになった時。
同じフレーズではないのに、裏音、表音がしっくりとそろう。コレは経験しないと、味わえないと思うけれど、とっても気持ちがいい。
本番も、上手くいくといいなあ。
今日のリハでたたいている時、ふっと大知くんが一人でスタジオにこもっていた頃の、あのクシャクシャ頭のD日記を思い出しました。
どんな気持ちで、ダンスをカタチにしていったんだろう?
案外全体のイメージは最初からあったというから、それを具体的にしていった作業だったんだろうけれど、イメージを表現していくって、難しいよ~。
でも、形にしていくっていう感覚は、私にもわかる。
そして、今回やっと、長胴太鼓を叩きます。
全身を使って、大きく撥を振り上げ、渾身の音を出す。そういう太鼓奏法が好き。叩く一音一音は、一瞬だけれど、リズムを保ちつつ、その一音のためだけに、振り上げられる腕。
その振りの先に、その音がある。
心に響く音です。心のビート。
本番の日に、最高の演奏ができるよう必死で練習してきたけれど、果たして心のビートは刻めるだろうか。
今日の練習で、音を刻んでいる自分を考えた時、一心不乱に叩いている自分を思ったとき、大知くんに負けないように、頑張る自分をイメージしてみた。
で、いつも以上に、力強く叩いていた気がするし、気分も乗っていたと思う。
Tシャツにしみた汗の後が、普段の倍だった。
ステージで、楽しみたいと思った。聞いてくれている人が聞いていて心地よいと思える音にしたいと思った。
そして、最後に納得したいと思った。
本番まで、あと2日。ドキドキとワクワクがとまらない。
by swingbebe
| 2008-07-30 23:39
| 三浦大知